TOKYO NODE開館記念企画
蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠
2023.12.5[火]─2024.2.25[日]
虎ノ門ヒルズ ステーションタワー TOKYO NODE 45F GALLERY A/B/C

News

  • 2024.2.25 閉幕しました

    「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」は、81日間の会期を終え、2月25日(日)に閉幕しました。
    25万人を超える皆さまのご来場、誠にありがとうございました。

    ― 蜷川実花さんからのコメント ―
    本当にたくさんの方に観ていただけて心から感謝します。人数が全てではないけれど、やはりとても嬉しいです。
    この展覧会はEiMというチームでつくり上げました。私ひとりではできなかった新しい世界を実現できたと思います。制作過程で新しくやりたいこともたくさん見えてきましたし、次に向けてスタート地点に立った気持ちです。これからもつくり続けます。

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    今後もTOKYO NODEではさまざまな取り組みを発信してまいります。

    総来場者数25万人突破記念写真
  • 2024.2.22 図録の発行が決定、ご予約開始しました

    ご来場の皆さまの反響を受け、「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」の図録発行が決定いたしました。
    発行は2024年6月頃を予定しています。
    ご購入をご希望のお客様は、以下「OIL by 美術手帖」予約販売ページからご注文ください。

    https://oil.bijutsutecho.com/artbooks/911/1100031532
    サイズ:A4判/ソフトカバー
    ページ数:160ページ(予定)
    価格:3,850円(税込)

    ※別途送料 770円(税込)がかかります。
    ※2024年6月頃の図録完成後、順次発送予定です。
    ※オンラインのみの販売(要会員登録)です。会場での販売およびご予約受付はございません。

  • 2024.2.21 チケットが完売しました
    「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」は、会期最終日の2024年2月25日(日)までの全日程のチケットが完売いたしました。
    多くの皆さまにチケットをお買い求めいただき、誠にありがとうございました。
    なお今後、会場にお越しいただいてもチケットの販売はございません。何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。
  • 2024.2.20 チケットが残りわずかです
    「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」は、会期最終日の2024年2月25日(日)までのチケットが残りわずかとなりました。
    なお、オンラインにて対象日時が完売している場合、会場にお越しいただいてもチケットの販売はございません。何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。
  • 2024.2.16 ご来場者数が20万人を突破しました
    12月5日(火)から開催中の「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」は、2月16日(金)に総来場者数が20万人を突破しました。
    会期末となる2月25日(日)まで残すところ数日、引き続き“200mの桃源郷”の世界に没入できる新たなアート体験を提供してまいります。
    総来場者数20万人突破記念写真
  • 2024.2.6 ご好評につきチケット販売時間帯を拡大しました
    おかげさまで多くのお客様にお越しいただき、完売となる時間帯も増えていることから、一部日程で以下のとおり販売時間枠を拡大いたします。
    ・朝時間帯[9:00~10:00]枠を新設
    ・夜時間帯[20:00~21:00]枠を追加
    対象日など詳しくはチケットサイトの各日販売時間枠をご覧ください。
  • 2024.2.5 ご来場者数が15万人を突破しました
    12月5日(火)から開催中の「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」は、2月5日(月)に総来場者数が15万人を突破しました。15万人目となったお客様には、蜷川実花ご本人からオリジナルグッズの贈呈と記念撮影が行われました。
    会期末となる2月25日(日)まで、引き続き“200mの桃源郷”の世界に没入できる新たなアート体験を提供してまいります。 総来場者数15万人突破記念写真
  • 2024.1.30 オリジナルステッカー配布終了について
    ご来場特典のオリジナルステッカーは、予定枚数に達しましたので配布終了致しました。
  • 2024.1.19 会場内での撮影についてのお願い

    おかげさまで現在、多くのお客様にお越しいただいております。
    皆さまに快適なご体験を提供するため、この度、会場内での撮影に関するルールを設けさせていただきます。

    【禁止される撮影行為】
    ・会場内での長時間のスペース占有
    ・大型機材や一眼レフ等を持ち込んでのポートレート撮影
    ・展示作品「Embracing lights」会場内での撮影
    ・無断での商用撮影、会場内での生配信

    ご鑑賞の妨げとなるような行為をお見かけした場合、スタッフよりお声がけさせていただく場合があります。
    皆さま譲り合ってのご鑑賞、快適な鑑賞環境維持へのご協力をお願いいたします。

  • 2023.12.28 イベントページアーティストインタビューを公開しました。
  • 2023.12.19 蜷川実花展 混雑状況について
    ご好評につき、土日・祝日や平日日中を中心に大変多くのお客様にご来場いただいております。
    入場前または会場内でお待ちいただくこともございますので、あらかじめご了承ください。
    なお、平日の夕方以降は比較的ゆっくりご鑑賞いただけますので、分散来場にご協力ください。
  • 2023.11.10 特設サイトを公開しました。

Concept

写真家・映画監督の 蜷川実花が クリエイティブチームEiM(エイム)として挑む、 作家史上最大の展覧会。

本展では、日常の中にある儚い美しさを永遠の存在として昇華する蜷川実花の制作姿勢を体現し、すべて本展のために撮りおろされた映像や写真を起点に、研究者や建築家、音楽家といった異なる分野の才能と共創された計11もの空間作品で構成されています。
立体彫刻や大型インスタレーションなど自由な手法で表現された作品群は互いに連結しており、 暗闇空間から開始するその展示構成は、これまで蜷川が表現してきた色彩鮮やかな印象を一転させ、静かに鑑賞者の感情を揺さぶります。
会場となるのは、2023年10月6日に開業した情報発信拠点「TOKYO NODE」。
作品群は、地上45階、総面積約1,500㎡、天井高さ最高15mに至る「TOKYO NODE GALLERY」の立地や形状といった会場特性と共鳴するように制作。窓から見下ろす東京の風景をインスタレーションの一部として取り込むなど、訪れるたびに表情の異なるサイトスペシフィックなものとなっています。
まるで“地上200mの桃源郷”を歩むような体験は、現代社会でたおやかに光を見出す彼女の物語をナラティブに追体験させ、内省的な旅へと鑑賞者をいざないます。

Artists

本展において、私たちEiMが大切にしていることは、日常の中にある一瞬から普遍性を見出し、人々を未来とつなぐことです。何気ない日常の景色であったとしても、少し見方を変えるだけで、異なる美しさや情感に出会うことができます。また、本展で用いる映像に共通するのが、”日常の延長で撮影された全て現実の景色であること”です。これにより、未知なる景色でありながら、懐かしさを感じるような心象風景とつながり、鑑賞体験を結びます。皆さんと共に体験をつくる中で、「Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」が未来へつながる新しい場になることを願っています。(EiM)
蜷川実花 写真

蜷川実花

Mika NINAGAWA

写真家、映画監督

写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。2010年Rizzoli N.Y.から写真集を出版。『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019)はじめ長編映画を5作、Netflix オリジナルドラマ『FOLLOWERS』を監督。最新写真集に『花、瞬く光』。クリエイティブチーム「EiM:Eternity in a Moment」の一員としても活動している。

https://mikaninagawa.com
宮田裕章 写真

宮田裕章

Hiroaki MIYATA

データサイエンティスト、慶應義塾大学教授

データサイエンスなどの科学を駆使して社会変革に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を行う。2022年より蜷川実花、ENZOらとともに結成したクリエイティブチームEiMのエグゼクティブ・ディレクターとしても活動している。

EiM(エイム) ロゴ

EiM(エイム)

Eternity in a Moment

クリエイティブチーム

写真家・映画監督の蜷川実花、データサイエンティストの宮田裕章、セットデザイナーのEnzoらで結成されたクリエイティブチーム。プロジェクトごとに多様なチームを編成する。

Comment

本展アドバイザーからのコメント

片岡真実 (森美術館 館長)

蜷川実花の花々はいつも強くて眩しすぎる。彼女をそれほどまでに突き動かすものは何なのか。その眩しすぎる艶やかな世界に至るまでに、どんな暗闇を通ってきたのか。彼女の作品が輝きを放つのは、誰もが直面する日々の葛藤もパンデミックも戦争も、すべて一旦受容して、それでもなお、「いま、ここ」を生きようとしているからなのか。激しく揺れ動くその感情の根底を、 本展では見られるだろう。